『孤独のグルメ』の原画を手掛けた谷口ジローと清瀬市にまつわる作品を集めた企画展が、清瀬市郷土博物館で開催される。展示期間は1月21日(土)から3月19日(日)まで。
谷口ジローは漫画家デビュー直後から、海外での高い評価を得るまでの四半世紀を清瀬市で過ごした。清瀬駅近くの仕事場から多くの作品が送り出され、91年からアトリエは東村山市に移るが、住まいは変わらなかった。清瀬時代の後半には、市内のあちこちの風景に取材した名作『歩くひと』や『犬を飼う』などが生まれている。
「世界中で親しまれる谷口ジロー作品に描かれた東京は、その多くが清瀬市の風景に由来するものなのです。本展では、清瀬とその周辺(東村山、所沢、国分寺など)に取材した原画を中心に、谷口ジローの世界に触れていただきたいと思います」(清瀬市郷土博物館)
また2月12日には久住昌之氏による講演会「谷口ジローと三多摩の風景」も開催予定だ。
「歩く、描く 谷口ジローと清瀬」
会場:清瀬市郷土博物館2階ギャラリー(東京都清瀬市上清戸2-6-41)
TEL:042-493-8585
HP:http://museum-kiyose.jp/
会期:2023年1月21日(土)〜3月19日(日)
開館時間:9:00〜17:00(最終入場は16:30まで)
休館日:月曜
料金:一般=500円(高校生・大学生は学生証提示で200円割引)
※中学生以下無料
※障がい者手帳をお持ちの方は、介添者1人まで無料
アクセス:西武池袋線「清瀬駅」北口より徒歩約10分 または、北ロバス乗り場1番より乗車、「郷土博物館入口」下車徒歩約1分
主催/清瀬市郷土博物館
制作協力/株式会社ふらり、一般財団法人パピエ
関連イベント
1:講演会「谷口ジローと三多摩の風景」
講師:久住昌之(『孤独のグルメ』原作者/漫画家・ミュージシャン)
日時:2月12日(日)14:00〜15:30
2:文化財散歩特別編「谷口ジローの世界を歩く」
「歩くひと」「犬を飼う」などの作品の舞台となった谷口ジローゆかりの場所と文化財を学芸員の解説のもと巡ります。
1:清瀬川周辺を歩く
日時:2月18日(土)9:30〜正午 ※荒天時は翌日に順延
定員:20名
2:清瀬駅南口を歩く
日時:3月4日(土)9:30〜正午 ※荒天時は翌日に順延
定員:20名
【申込方法】
1月15日(日)9時から申込フォーム及び電話(0421−493−8585)にて先着順受付
※関連イベントの詳細は清瀬市郷土博物館ホームページをご覧ください