俳優・松重豊が主演を務めるグルメドキュメンタリードラマ「孤独のグルメ」(テレビ東京)のシリーズ第10弾が、10月クールより放送開始する。
記念すべきシーズン10は食欲の秋に放送
松重豊演じる主人公の井之頭五郎が営業先で見つけた食事処にふらりと立ち寄り、食べたいと思ったものを自由に食す、至福の時間を描いたグルメドキュメンタリードラマ「孤独のグルメ」。「Season10」では、果たしてどんな街でどんなグルメと出会うのか……。
今回のSeason10では、巨大な看板に導かれて訪れる大衆食堂から、都内の高級住宅地で旅行気分と、海外の食文化を堪能したり、さらには電光石火の如く最速で決めたお店で、豪華魚介料理に胃袋を掴まれたりと、五郎さんのお腹も心も満たしてくれる絶品グルメを提供してくれる飲食店が続々登場する。主演・松重豊のコメントは以下のとおりだ。
――連続ドラマとしては10作目となります。「シーズン10」決定を聞いた時の心境を教えてください。
松重豊(以下、松重):「10」なのか「十」なのか「X」なのか。二桁という数字の重さを噛みしめてます」
――『孤独のグルメSesason10』への意気込みをお聞かせください。
松重:似たような番組がたくさん出ては消えたと伺いました。ウチは最初から「意気込み」なんてものが皆無なので続いたんじゃないでしょうか。
――放送を楽しみにしている視聴者の皆さまへメッセージをお願いいたします。
松重:目下撮影まっただ中、10年やってもまだまだ美味しいお店に出会えてます。僕自身も外食が激減したので、このロケが何よりの楽しみです。そのお裾分けと言っちゃなんですが、どうぞご覧あそばせ。
節目でもモットーは「いつもと変わらず」
2008年~2015年まで『週刊SPA!』にて不定期連載され、累計150万部を超えるロングセラーとなった『孤独のグルメ』(作/久住昌之・画/谷口ジロー)。2012年1月にドラマ化され、深夜にひっそりと放送がスタート。井之頭五郎の大胆な食べっぷりや“心の声”が話題となり、テレビでも一躍人気シリーズに。また、大晦日のドラマ特番も毎年恒例のものとなっている。
番組プロデューサーの小松幸敏は、「番組開始から10年目、Seasonとしても10作品、さらに10月クールと10揃いの今シリーズ。放送日初回も10月7日からでラッキーセブンと縁起良くスタート!何かが起こりそうな気配がビシバシ伝わってきますがそこは『孤独のグルメ』。いつもと変わらず、街に眠っている美味しいお店をスタッフ総出で探し当てるのみです。10年の節目に何か出来ないかと、少し画策をしていますが、まずは最終回まで松重さん含め監督スタッフと『完走、完食』し、一食でも多く視聴者の記憶に残る、行ってみたいと思うお店・グルメを届けられる様に今年も胃袋の調子を整えて挑みます!秋の夜長のお供に、そして画策が実現するかは最終回までのお楽しみに。追伸、挫折したらスミマセン」と意気込みを語った。
たくさんのグルメに囲まれた、グルメ感満載のポスタービジュアルも完成。新シリーズの放映に合わせて、過去作のリピート放送も決定したので、食欲の秋、秋の夜長に、ゆっくりと“孤独”の世界を堪能しよう。
<文/日刊SPA!編集部>