今夏、『孤独のグルメ』作画の谷口ジロー氏の作品を集めた企画展『マンガを拓く 谷口ジロー』が鳥取県立美術館で開催される。会期は7月11日(土)から8月30日(日)まで。

「ふらり。」©PAPIER/Jiro TANIGUCHI

 谷口ジロー氏は、その写実的で繊細な画風と日常のなかの機微を描くストーリーテリングで、日本国内にとどまらず世界中の読者から高い評価を受けた漫画家だ。

 そんな稀代の漫画家の生誕の地である鳥取で、彼の作品を一堂に集めた展覧会が来月から開催される。『孤独のグルメ』ファンであれば、ぜひ一度足を運んでその珠玉の作品の数々をその目にしてほしい。

「開拓者」としての漫画家・谷口ジロー

「光年の森」©PAPIER/Jiro TANIGUCHI

 本企画展のタイトルは『マンガを拓く 谷口ジロー』。その意味するところとは?

「谷口は、非常に多岐にわたる題材を描いてきました。信念をぶつけ合う男たちのドラマ、厳しい自然と対峙する人間の姿、動物たちのいのちの手触り、さらには時代の「思想」そのものといった抽象的な事柄、そして「歩く」「食べる」といった日々の何気ない営みなど、取り上げてきたテーマの幅広さには驚くべきものがあります。それは、限られた領域にとどまることなく、常に好奇心と探究心をもって新しいマンガ表現を模索し、卓越した描写力でそれを具現化し続けた――「マンガ」の可能性を生涯かけて切り拓き続けた姿勢のあらわれでもありました。本展では、そんな「開拓者」としての漫画家・谷口ジローの軌跡を辿ります」(企画展ホームページより抜粋)

『孤独のグルメ』ファンにはおなじみの「鳥取県鳥取市鳥取市役所のスラーメン」の回の原画はもちろん、出版社や作品の垣根を超えて集まる谷口作品の数々を一度に見られるのは非常に貴重な機会だ。また、漫画家ヤマザキマリさんのトークイベントなど関連イベントも開催される。この夏はぜひ、鳥取まで足を伸ばして谷口ジローの世界を堪能してみては。

「孤独のグルメ」(原作:久住昌之)©PAPIER/Jiro TANIGUCHI

画像: 「神々の山嶺」(原作:夢枕獏)©PAPIER/Jiro TANIGUCHI

「神々の山嶺」(原作:夢枕獏)©PAPIER/Jiro TANIGUCHI

画像: 「ヴェネツィア」©PAPIER/Jiro TANIGUCHI

「ヴェネツィア」©PAPIER/Jiro TANIGUCHI

開催は7月11日から

<開催概要>

会場:鳥取県立美術館(鳥取県倉吉市駄経寺町2-3-12)
https://tottori-moa.jp/

会期:7月11日(土)~8月30日(日)

開館時間:9:00~17:00(入館は閉館の30分前まで)

料金:一般前売り券・団体券=1,200円 一般当日券=1,500円

チケット販売・関連イベント等の詳細は企画展ホームページから
https://tottori-moa.jp/exhibition/view/taniguchijiro/

<提供/鳥取県立美術館>

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